manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

2020-01-01から1年間の記事一覧

不正解と意味

みなさん、こんにちは。 今日は仕事納めでした。今年は年初から想定しないことが本当にたくさんあって、色々な経験をすることができた一年でした。毎度、おめでたい振り返りではありますが、私自身は色々な経験ができて、よい1年だったと思います。話題に困…

充電期間の過ごし方

みなさん、こんにちは。 本日は閑話休題です。これから年末年始休暇に入られる方も多かろうと思います。私は明日勤務して、それから連休に入ります。かなり前の出来事ですが、友人から問われました。「充電期間があるのだけど、何を学べばよいだろうか」と。…

世界の捉え方と振り返り

みなさん、こんにちは。 年の瀬につき、本年の取り組みの振り返りをしていただく機会がありました。いつもお世話になっている組織人材開発コンサルタントの方との会話です。幹部のとある方についての会話の中で、「自分の外に世界があるような感じでしょうか…

よい人のよい仕事

みなさん、こんにちは。 部長クラスで「とにかく何か文句を言いたい」という社員がいます。訳あって、個人面談することになりました。非常に立ち回りの上手な社員なので、面と向かっては本人への不平・不満は言いません。ですが、本人以外のメンバーに対する…

集団と人材の輩出

みなさん、こんにちは。 時期的に遅いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、来年度の新卒採用の面接をしています。自分達が学生の頃はどうだったかはさておき、みなさん学業とバイトに勤しんでおられて好ましいですね。一方で、自分を曝け出すところは…

人もの金とあなたの時間

みなさん、こんにちは。 先週、新任の課長の皆さんに新任フォロー研修を実施した際のお話です。新任とはいえ、9ヶ月近く管理職として過ごしています。その中で、上手くいったことやもう少し頑張れば良かった事を振り返ります。 「新任課長あるある」のオン…

アンナチュラル・グロース

みなさん、こんにちは。 早速ですが、山口周さんの新刊「ビジネスの未来」を読んでいます。「成長はよいことである」、そして「成長は無限に続く」、という幻想を捨てて、我々はどうあればよかろうなのかについて論じています。感じた事をいくつか。 少し話…

得意と不得意

みなさん、こんにちは。 新入社員の頃の話です。上司の課長から、「まなおうさんの得意なことは何ですか?」という質問を受け、それに対してこう答えたことを思い出しました。「難しいことを理解して、分かりやすく他者に伝えることです」と。 今となっては…

伝えるべきか否か

みなさん、こんにちは。 以前、経営企画にいた時の話です。なんの報告かは具体的に覚えていないのですが、ある役員が社長にとある報告をしました。結果、「何を言いたいのかわからん」と無下にされたのですが、そのことを受けて、その役員が配下のメンバーに…

よかった過去とよくない未来

みなさん、こんにちは。 先日、予算の進捗会議でこんなことがありました。コロナ禍の中で、我が社も業績が厳しくて、予算の進捗会議も雰囲気が悪くなります。管理する側もされる側も「いやいや、そうじゃないでしょ」という空気を遠慮なく発して行き、行き着…

どの階段を登るのか

みなさん、こんにちは。 アオアシ第8巻、義経くんとアシトくんの会話です。その前のシーンで、FWの義経くんは卓越した技術と身体能力で相手のDFを抜き去りチャンスを作ります。圧倒的です。憧れの眼差しでそれを見ていたアシトくんは「あなたのようになりた…

内向きと外向き

みなさん、こんにちは。 本日は内向きと外向きについて考えたいと思います。と言っても、企業の風土の話ではなく、人の心の特性の話です。心(思考)には得意・不得意があって、自分の特性、こうなりがちな反応を知っておくことが大切だという文脈の中での内…

強みと成長

みなさん、こんにちは。 サッカーの話題から入ります。私のポジションは学生のころからDFでして、敵チームのFWをよく観察しています。FWというポジションの特性上ボールを持つとドリブルで仕掛けてきてシュートに行こうとする選手が多かったです。守る側から…

参謀と親分

みなさん、こんにちは。 先日、立ち回りのよくないプロパーの幹部社員の話になりました。あっちに行っては、誰々のこんなところがよくない、こちらに行っては誰々のこんなところが行けてないと囁きます。卑怯なコウモリのようです。ただ、一方で賢者のように…

風土と出向社員

みなさん、こんにちは。 以前のBlogで、今の会社の風土がシンガポールにいたころと少し似ていると取り上げたように思います。中核を成す社員の何名かが、些細なことで過度に騒いだり、人を貶めたり、陰口を叩いていたりするわけですが、先日もそうした状況に…

キャリア形成と組織維持

みなさん、こんにちは。 先日、中途採用の面談をしました。ふたり面談をしまして、とても対照的でした。一人は日本の最高学府の一つの大学を卒業し、最初は普通に企業に入社し、起業し、ベンチャー企業に入りとキラキラした感じです。もう一人は、10年余り同…

影響力の連鎖

みなさん、こんにちは。 月末は毎月の1on1の時期でして、配下の部下の皆さんと1時間の会話をします。部下は部門長クラスです。共通して出てくることは、部下の皆さん(課長層)との乖離についてです。目線の違い、能力の違い、使命感の違い、程度の差はあれ…

伝えたいことをシンプルに

みなさん、こんにちは。 少し前のことですが、役員として仕事をしていく際に、いろいろな場で挨拶をしないといけないことに苦労をしていました。やれ乾杯の挨拶だったり、報告を受けての幹部総評だったりと、ちょっとしたスピーチをする機会がそれなりに増え…

正しいことを正しいように

みなさん、こんにちは。 若かった頃の話です。経営企画なんて部門にいたものですから、あるべき論を妙にかざして、社長の権限を盾に「どうするんですか」と事業責任者に迫っていました。その責任者は当然ながら、あるべき論はわかっていながらも、さまざまな…

把握することとアドバイス

みなさん、こんにちは。 1on1も慣れてきて、部下もそれなりに話せるようになってきたとします。そうすると、上司側も欲が出てきます。知ろうとして、根掘り葉掘りあれはどうなの、これはどうなのと聞こうとする光景を見かけます。これは1on1に限らずでして、…

概念化と引き出し

みなさん、こんにちは。 コーチングの話題です。信頼関係が構築できて、コーチングを受け入れる準備が整ったとします。1on1で話しましょうと時間を取りました。さぁ、みなさん、どんな会話から始めますでしょうか。コミュニケーションの続きで双方の能力が大…

コーチングと信頼

みなさん、こんにちは。 サッカーで守備をしている際、後ろの選手が前の選手にポジショニングをコーチングします。あの選手にマークに付けであったり、釣り出されないで今の位置で待てとか、そういうコーチングです。アオアシ11巻、武蔵野FC戦でのハーフタイ…

コミュニケーションと意思決定

みなさん、こんにちは。 三連休ですね。コロナ感染が広がっているので、あまりお出かけには向かないですが、気候はよくて過ごしやすいですね。 前置きはさておき、今日はコミュニケーションと意思決定について考えたいと思います。研修などの場でいつも話し…

終わりと始まり

みなさん、こんにちは。 新人事制度が始まり半年が経ちました。推進の研修をする中で、悔恨と自戒の念を込めてこんな話をしています。「制度は導入して終わり」ではなく、「導入してから始まりです」と。 悔恨と自戒というのも、過去、経営企画時代は制度導…

空想と現実

みなさん、こんにちは。 いわゆる成熟市場で競争が激しく、生き残りをかけた戦いだー、ということで、みなさん変わらないといけないのです。と、何処かの会社の社長が熱を込めて語っていたとします。また、ある会社ではせっかく作った中計なので、従業員や管…

問いの巧拙

みなさん、こんにちは。 先日、幹部間で組織について議論した際の出来事です。役員のひとりがたたき台の原案に対し、質問をしています。ですが、聞けば聞くほど、原案に対し、文句を言われているように原案を作った側が受け止めます。険悪な雰囲気が漂い、論…

自分の弱さに向き合う心の強さ

みなさん、こんにちは。 サッカー漫画の「アオアシ」からの引用です。主人公の所属するチームはプロの下部組織のユースチームのエスペリオンユースです。東京武蔵野FCというクラブユースチームと対決するシーンがあります。子供の頃から何度も対戦する中で、…

アイスブレイク

みなさん、こんにちは。 閑話休題です。ワークショップを開催する際に、オープニングにアイスブレイクをされるみなさんも多いのではないかと思います。私もよく研修の前段などで、アイスブレイクの時間を持つのですが、先日の研修の際に昔の職場で使ったテー…

過去と未来と

みなさん、こんにちは。 幹部ワークショップの第2回目をコンサルタントの方のファシリテーションの元に実施しました。煎じつめて、余計な枝葉を削ぎ落とすと、まぁ、よかったですね、な結果なのですが、少し引っかかるやりとりがありました。それは、過去と…

社長の振る舞い

みなさん、こんにちは。 社長のミッションについて考える機会がありました。オーナー社長であれば、自分の意志が最初にあって、仕事を取ってきて、部下と分担して、会社を構成していくのでしょうが、グループ会社の社長は期間限定でアサインされた存在ですの…