manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

キャリアプランとセカンドエース

みなさん、こんにちは。

 

人生も会社人としても後半に差し掛かっていますが、これからのキャリアについて整理するようにと指示を受けました。折角の機会なので、考えてみようと、この数日あれこれ思索を巡らせています。

 

定番としては、これまでのキャリアを振り返るところからとなりますので、過去の経歴を思い返してみますと、何と異動が12回。部署の位置付け変更や統廃合を含めてではありますが、改めて異動が多いなぁと思います(苦笑。2年から3年に一度は異動していることになります。もちろん、自分から手を挙げて異動しているわけではありません。

 

自分で言うのも何ですが、仕事はそれなりにできる方です。なのに組織から異動機会を与えてもらい続けるのは、妙なことのように思えます。確かに自分が偉い立場で考えると、エースは手元に置いておきたいです。周りを見ていると、そうなっているようにも見えます。何を言いたいかと言うと、私はエースでは無かったということです。

 

大企業な訳ですので、やれローテーションと言って、組織に異動目標が来たら、誰かを出さないといけません。また、何か全社プロジェクトがあるので人を出せともよくなります。そうした際にあんまりポンコツも出せません。部門の評判が下がります。かと言って、エースを出すと現組織のパフォーマンスが下がるのでエースは出せない。となると、適当に仕事の出せる社員に矢が刺さる、こういう流れでしょう。

 

若い頃は異動の度に、仕事経験や人間関係がリセットされるので、妙な苦労は沢山しました。ただ、振り返るとこの沢山の異動経験で得られたことは本当に多かったと思います。ですが、これを自ら意図して作ったかというと必ずしもそうではありません。エースではなく、2番手、3番手であるが故に得られた経験です。これは、人生後半になってからしかわからないので、若いみなさんには積極的に伝えていこう思います。

 

加えて言うと、キャリアの後半こそ、数年でポストが変わっていくことになります。後半戦で初めて経験するには辛いので、やはりかわいい子にこそ旅をさせるべきなのでしょう。