manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

充電期間の過ごし方

みなさん、こんにちは。

 

本日は閑話休題です。これから年末年始休暇に入られる方も多かろうと思います。私は明日勤務して、それから連休に入ります。かなり前の出来事ですが、友人から問われました。「充電期間があるのだけど、何を学べばよいだろうか」と。その友人は会社を辞めて家業を継ぐにあたっての質問でした。

 

もしかしたら、会計だったり、ロジカルシンキングだったり、習得することは何かという質問だったのかもしれません。なんというか、そもそも今の時点で必要に迫られていないことを「学ぼう」としても、学ぶことが苦痛だったり、退屈だったりして、無駄になってしまうこともなんとなくわかっていました。人間ですから、仕方ないですね。

 

ということで、この手の質問を受けることが実はよくあるのですが、私はこんな感じで返しています。本を読むのであれば、小説のような読んで楽しいと思うものを読むのがよいと伝えています。場合によっては、ライトノベルのようなものでも構いません。読むことを通じて、人の心の動きを感じ取れば、今度、自分の心の動きを言語化する時に役に立ちます。それが必ずしも、村上春樹のような素敵な日本語でなくとも、ライトノベルのような読みやすいシンプルな日本語でも構わないということです。

 

映画やドラマを観るのもよい思います。同じように心や感情が表現されていますので、リアルに応用できるセリフもあったりします。リーダーシップについても学ぶことができるでしょう。そういえば、今、とても流行っている鬼滅の刃。昨日、息子ふたりと私の3人で観てきました。煉獄さんのリーダシップや「心を燃やす」などの言葉はとても素敵でした。

 

さて、こうした営みは「格好のよい言葉」で言えば、心に栄養を与えることだと思います。よい作品を見て、読んで、心を震わせる。人の素晴らしさに触れ、逆の方向では人の酷さを観ることを通して、自分の置かれている状況を考えます。そうすることで、新たなことに挑戦する前に、心を豊かにし備えるわけであります。新たなことは、きっとチャレンジが多く、思い通りにならないことが多いでしょう。直前に培った付け焼き刃の知識や技術に頼る機会は実際には少ないでしょう。ですので、心にゆとりを持った状態で、新たなことに臨む、そのための充電としての、小説だったり、映画やドラマというわけであります。

 

さて、この文脈で言えば、ジャニーズでもアイドルでもゲームでも、それを通じて心が豊かになり、充電ができるのであれば、もしかしたら結果は同じなのかもしれません笑。ですので、「あなたの趣味はダメだー」ということはなく、釣りでもサッカーでも、漫画でもアニメでも、栄養を取れるような時間を過ごすことで、リフレッシュしてもらうのがよかろうなのですね。ただ、夜更かしだったり、ストレスを溜め込むようなことは、逆効果ですので、その点にはご注意ください笑