manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

内向きと外向き

みなさん、こんにちは。

 

本日は内向きと外向きについて考えたいと思います。と言っても、企業の風土の話ではなく、人の心の特性の話です。心(思考)には得意・不得意があって、自分の特性、こうなりがちな反応を知っておくことが大切だという文脈の中での内向きと外向きです。

 

私は特性としては外向きでして、speak- think- speakで、話しながら考えてまた話します。このBlogも、書きながら・考えて・書いていくので、時には話題がずれたりするのですが、それはそれとして、noteとして残しています。それでよいと思っていたりします。そんな私からすると、他社に語りかけて、その後になんらかのアウトプットで反応がないととても不安になります。というか、受っとってくれてるの?!となります。

 

一方で、内向きの特性の方は、まず受け止める。そして、受け取ったことを内面に向かい、思考していく流れとなります。外から見ている人にはその心の動きは一切見えないのですが、考えているとのことなので、受け取ってくれていないわけではありません。むしろ、あまり深く考えずに反応を返すことについて「よし」と思っていないことがあるのかもしれません。

 

さて、昨年のことですが、私はこのような心の特性があることをそもそも理解しておらず、部下の一人に対して、いろいろ伝えたことを受け取ってくれているのか、それとも無視しているのかわからない状態で悶々としていました。もっと言うと、スルーしているとも思っていたわけですが、この話を聞いて腑に落ちました。彼女は内向きであったということでしょう。

 

このことにはとても重要な示唆があると思います。内向きの彼女に、成長だ、育成だということで、とにかくアウトプットしなさいと指導しても、得意な心の動きではありませんので、育成・成長の観点では逆回転していきます。右効きなのに、左足でシュートの練習をしているものです。ということで、このことに気づいた後で、彼女とのコミュニケーションについては、バランスが取れていったように感じます。

 

さて、利き手の話に戻り、先のシュートの話を見ると、一流のサッカー選手は両方の足で蹴れるよね、ということに気づくと思います。そうなのです。ある一定以上のレベルでは不得意ながらも、一定のレベルでは利き手でない方の心の動きも取り入れることができるのでしょう。

 

ということで、私の話に戻ると、話して・考えて・話す、だけではなく、時には、ぐっと他社の言葉を受け止めて、内面に向かって考えていく必要があるということですね。ということで、振り返ってみると、確かに最近はあーでもない、こーでもないと、ミリミリと内側に向かって考える時間が増えてきたようにも思います。ここで大切なことは、利き手ではないので、そんなに上手にできなくとも、気にしないことが大切なのでしょう。

 

ちなみに、サッカーでは未だに利き足でない方の左足では上手にボールを蹴ることができません笑