manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

思春期の過ごし方

みなさん、こんにちは。

 

昨日に続いて思春期の話題です。我が家の次男坊は中一で、もうそろそろ思春期に差しかかりつつあります。我が家では反抗することを「イキってる」と少しからかうので、反抗することそのものがあまり有効では無いと感じているのでしょうか。根がまじめなので、反抗といっても、大した事はありません。

 

我々の親子関係ではそのような状態ですが、関係性がよくなければ、「イキってる」とからかったら、殴りかかってくる子供もいるかもしれません。これまで過ごしてきた時間と経験・営みにより、この関係性が培われているのでしょう。

 

さて、昨日、組織の思春期ということで、今の会社の状態を表現しました。この状態はどのように成ったのかというと、これまで過ごしてきた時間で形成されていったのでしょう。振り返ってみると、先代の社長がかなり自由に任せるタイプの方で、配下のメンバーとしては、とても良かったと聞くことが少なからずあります。今の社長は相反して、「正しい」タイプです。間違ったことには間違っている。正しくあろうと発言します。キレイですね。

 

私が合流するまで5年間、社長だったということですが、前任の社長が自由に過ごさせた時間と今の社長が就任しての時間がどのように作用したのか、そして今がどうあるのかです。家族に例えると、今まで優しくて大好きだったおじいちゃんから、急に若いお父さんが来て、厳しくしつけようとし始めます。それが、厳しくなってかったとしても、子供からすると気に食わないでしょうね笑。親から歩み寄ろうが、教育しようが、そっぽ向いてしまいます。前のおじいちゃんがあまりにも甘やかしていたから、少し勘違いしているのかもしれません。ただ、親の側からすれば、それでも親は親です。逆に、子供からすれば、そんな親はいなくてもよいと思っている。うーん、難しいですね。

 

家族なら、父と母がいるように、マネジメントも何名かで構成されています。その何名かが役割を分担して、親子の関係を形成していけば、前に向かえるかもしれません。関係性は変化するものだと思います。ふとした契機で改善することもあれば、悪化することもあるでしょう。同じ課題に対処するなどの仕事を通じた活動だけではなく、時には同じ音楽を聞いたり、勉強を教えたりというのもあるかもしれません。ただ、ひとつぼんやりと思うことは、強制してはダメなんだろうということです。あくまで、自分の意思で、自分で考えたことのみが血肉となるので、誰かからやりなさいと言われたことはその瞬間、苦行に変わってしまいます。それ単体で見れば、どんなに素晴らしいことであっても同じです。思春期から、人格を統合して大人になるための時間は本来であれば素晴らしい時間のはずです。あまり経験することのできない貴重な時間なので、どうせなら楽しく過ごしたいものですね。