manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

組織への帰属意識とオーナーシップ

みなさん、こんにちわ。

 

部活でもサークルでもバイトでも、何名かが属する組織を率いることになった経験をされた方がいらっしゃると思います。率いる立場で、組織に属する一人ひとりをみていると、人によってテンションが大きく異なることに気づくと思います。

 

ある人は楽しく過ごしたい、またある人は成長したい、そして人によっては呼ばれたから参加しているという人もいるでしょう。

 

私が一番最初に本格的に組織を率いるような立場に任命されたのは中学生のバスケット部のキャプテンでした。もちろん中学生なので、みなさん思春期の真っ只中で、いろいろ苦労もしましたし、うまくいかなかった思い出しかありません笑

 

今にして振り返ってみると、参加者が同じ目標を持っていたわけでもありませんでしたし、帰属意識も高くない。なのにキャプテンは頑張って練習しよう、強くなろうと頑張っても歯車は噛み合いません。加えて、支えてもらえる仲間もおらず。きっと頼めば助けてくれたのでしょうが、私も思春期真っ只中でそのような振る舞いはできずにいました。ダメダメでした。

 

もうひとつ、昔の話で、大企業のゼミの研究室の集団があり、私からはあまり魅力的な方が集まっている感じではありませんでした。が、そこにはその組織を自分が率いているんだというリーダーがいて、盛り上げ役であったり、雑事をこなして、みなさんからありがたがられていまして、皆が安心してその場に来れる環境を整えていました。私のバスケ部のキャプテンよりもよほど素敵なリーダーです笑

 

むかし話はさておき、みなさんの組織への参加者の帰属意識はどういう状況でしょうか。同じようにさまざまなテンションであろうと思います。例えば、社内の改革がミッションの組織だったとしても、みなさん全員が改革意欲を高く持っているなんてことはないでしょう。

 

そういう状況でも、一人ひとりに向かい合い、安全な環境を作って、その人なりのテンションで仕事に向かわせ、目標達成と個人の成長につなげる働きかけができるリーダーが望ましいと思います。が、なかなかそこまでの人物には出会えませんね笑

 

もうひとつ加えるとそこに会社から人を預かっているんだという意識を加えてもらって、自分の下にいる間は組織と個人の成長に対して責任を持ってもらえる方であれば最高です。部下は持ち物ではなく、一時的に預かっているだけであるわけですので。

 

何を言いたいかというと、この人に組織を任せたい!と思う際には、このような目線で人を観ていくということでして、実はこれが評価される側からするとわかりにくい。ついでに言うと、大企業ともなると必ずしもそういうマインドを持っていなくともそれなりのポジションにいる方が少なくないということもあります。

 

話を戻して、最終的な決め手はその組織への高い帰属意識であったり、その組織を大切に思っている気持ちであり、その組織を発展させるために頑張れるかどうかです。主語は自分ではなく、組織(我々)になりますね。なかなかに深いテーマです笑