manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

どうしてもわからない

みなさん、こんにちは。

 

どうしても理解できないことがありました。本当に大切なタイミングでしたので、人生これまでにないほどに集中して聴いて、介入すべきタイミングで介入しようと望みました。結果、人生これまでにないほど、何を言いたいのかよくわからず、まったくの見逃し三振です。バットを振ることもできませんでした。

 

結果は、仕方が無い(ここは敢えて、仕方が無いを使います)。ただ、こちらが良かれと思った施策に対して、先方がどのように捉えた結果の反応だったのかをきちんと理解しておかなければいけません。こちら起因なのか。それとも先方に問題があったのか。もしくは、そもそも思想が違ったのかどうか。ここをぼんやりとでもよいので理解をしなければ、また同じことが起こります。

 

この課題にはこの数週間悩まされ続けていました。何人かと会話を重ね、断片的ではありますが、情報を集めます。当然、通常の仕事もしながら時が過ぎたわけでして、まったく関係の無い、人事制度検討をしていた時に急にアイデアが舞い降りてきました。こういうことだったのかもしれないと。

 

当人には直接聞けませんし、聞かない方がよいとアドバイスを受けました。が、おそらくいい線を行っているのではないかと思います。我ながらで、恐縮です笑。答え合わせはできませんが、私の中では正解ですし、府に落ちました。だから何だということはありませんが、すっきりしました。

 

何をしていたのかというと、断片情報の組み合わせと編集です。当人の発言。他のメンバーの発言。行動。過去の出来事。各々は当然ながら個別の事象です。よい案が思いつかないときは情報収集が不足していると、いつも部下には指導しているのですが、自分の方が不足していたということですね。おそらく、当人とのコミュニケーションの量が多ければ、もう少し簡単に気付けたのでしょう。そこからもうすでに負けています。また、考えて、アイデアが舞い降りてくるまで2週間くらいかかっています。ダメですね。

 

さておき、ここで気になるのは、私は新参者の1年生。当然ながら、何年も当人とコミュニケーションをとってきた他の幹部がいます。ただ、彼らも私と同じように「わからない」と評していたのです。おおう。これはどういうことなのか、というより、こちらの方が問題ではないか。

 

数年間重ねてきたコミュニケーションはなんだったのか。相互理解が進まないコミュニケーションだったとすれば、大問題です。重要会議で議論を重ね、飲み会で懇親してきたことはなんだったのか。この1年間を振り返ってみて、私も同じように意味のあるコミュニケーションができたのか。すくなくとも当人とはできていなかったということでしょう。これは大きく反省しないといけません。

 

この出来事があったからではないですが、私の2020年の「めあて」を「意味のあるコミュニケーション」と決めていました。思いが伝わらない、真意が伝わらない、行動につながらないコミュニケーションは時間の無駄でしかありません。そのためにも、今以上に自分と周りのコミュニケーション能力を高めたいと感じた出来事でした。