みなさん、こんにちは。
昇格面談も終わり、結果が出ました。合格した方もそうでない方にもフィードバックが大切です。受かった方も落ちた方も双方、次の1年は大きな成長機会です。どちらかと言えば、不合格の方が大きく成長するチャンスです。あ、これは個人的な意見です笑
ということで、面談フィードバックをしました。全員で4名になります。
みなさんの何を評価させていただいたのか、その各々がどう映ったのか、合否の判定にどう影響したのかをお伝えしました。1on1形式なので、時折、どう感じたかをフィードバックを受ける側から話してもらうことを挟みます。
予想していた通りで、みなさん言葉にすることに慣れていません。日頃、考えていないので、面接でうまく話せなかった方もいれば、考えていたが話せなかった方もいます。話せなかった方には何故なのかを振り返ります。
こちらはあえて大きな概念で問います。「〇〇さんにとって、仕事って何ですか?」「所属する組織をどうしていきたいですか?」こんなレベルです。
もっと業務上の細かなところを聞かれると思い、答えを準備していたということですが、それは読み違えたということですね。私にはそんな深いところはわかりません。
というところで、一通り伝え終えた後、話を聞きます。不合格者は、当然、結果には納得できません。それはわかる。私も絶対にわからないと思います。
ここを「だから、あなたはダメなんだ」「わからないとダメだ」と言い、ねじ伏せて何の意味もありません。「あなたには分かるわけがない」と言われようが、彼・彼女の主張は受け止めなければなりません。
ただ、最後のところは譲れません。気持ちはわかるが、今回は不合格。結果、気持ち悪い感じで、この場は終わります。私はそれでもよいと思います。このタイミングでの納得はなくとも、このタイミングで双方伝えたことは後日効いてきます。真剣に臨んだほど効いてきます。
ひとつ大きく刺さったことがあります。どのような考えで評価したのかはわかった。結果は納得できないが、受け止める。でも、現場で働くひとりの人間としては理解できないことが多いと言うことでした。なるほど、それは正しい。
そこから続きます。今の課のマネジメントのあり方、仕事の振り方、キャリアの作り方にも発展します。真実の瞬間です。
うーん、評価の結果の伝達をこえてきたなぁ。でも、こういうひと時が私にとってはとても大切な瞬間なのだと感じました。
会社側も個人もこういうひと時を大切にして、成長できればよいなぁと思いました。