manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

どうせそのうち①

みなさん、こんにちわ。

 

着任後、3ヶ月が経ち、半年が過ぎ、新年が明け、会社にもそれなりに馴染んできたかなと感じていた頃でした。部長陣といくつか件で意見が合わないことがありました。

 

私の感覚では、そんなにオオゴトでこだわることでもないのになぜ?という疑問がひとつ。もうひとつは「普通、ここまで激しく言わんだろ」という突き上げに驚いたことがもうひとつ。そして、もうひとつは論理展開や理屈が今ひとつ理解できない。うーん。

 

その後、超長文メールが届きます。こいつ暇なんかな、と思いつつ、最初だけ読みます、ありがとうと返信。長いのと、モノゴトにあたる際に先入観を持ちたくなかったことと、感情を浴びてヘコみたくなかったので笑、いったんスルー。

 

そして、モノゴトにあたった後に、読んでみました。すると、乱文ではありますが、そんなに変なことを言っているわけではありません。なるほど。おおよそ正しい。だったら、もっとちゃんと適切に礼儀正しく言ってよ、と思う気持ちが残ります。

 

後日、別件で社長と会話している中で、こんな話になりました。「今の幹部はそのうちいなくなると思っている。だから、自分たちで納得しないと動かない。納得するまで、文句を言う」と。なるほど。会社のためを思っての行動であると。

 

よっしゃ、それはわかった。それなら、言い方だったり、論理展開はちゃんとしてよー、という気持ちが次に起こります。はい。前職であれば、忖度もあれば、過度な気配り。進言であれば、得心をいただくために、入念な下準備と論理武装。と、ここまで書くとみなさんもお気づきですね。はい。それは前の会社特有のお作法だったのでしょう。と言うことで、この気持ちはいったん脇に置いておきましょう。

 

最後にもうひとつ。大切なことを忘れていたことに気付きました。それは、幹部がみなさん親会社から来ているということです。時間の経過といくつかの活動で、私はすっかりそのことを忘れてしまっていました。もはや一員、と言うか、むしろ、みなさんと同じくらいこの会社のこと考えてますよと。

 

いやいや、それは違ったんですね。確かにみなさん自分の会社で頑張って這い上がって来ているところに、親会社から降りて来てる。その理屈も人事も彼らにとってみれば、なんかよくわからない。おかしいと思いつつ、逆らっても仕方ない。でも、納得できない。消化できない感情があって当然ですし、反発のような感情もあるのでしょう。

 

前職で、人事部長から「私や君は恵まれているから、一生わからないよ」と呟かれたことを思い出しました。そういえば、昔、子会社から逆出向していた部下にも言われたような気もします。同じように突き上げもいただきましたね。はい、ありました。食らったなぁ笑

 

ただ、「どうせいなくなるんでしょ」は世の経営者の皆さんに共通していることでもあります。私に限った話ではありません。短い人では2年。長くても10年くらい。また、どこからやってきたとしても、よい経営者はよい経営者に違いないはず。ということで、過度に気遣いすぎず、とはいえ、この感情があることは認めつつ、日々過ごすべきと気付いた出来事でした。