manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

「まなび」の定着

みなさん、こんにちわ。

 

私には子供が2人いまして、2人とも男子です。当然ながらいろいろ違います。上の子は中学受験をしまして、結果大変な思いをしました。だからと言うわけではありませんが、下の子は中学では受験をしない選択をしました。ですが、2人ともに毎日机に向かい勉強することができるので、すばらしいことだと感じています。

 

親バカなコメントはさておき、みなさんはどのように学んでいますか。スクールに通ったり、本を読んだり、先輩に仕事の指導をしてもらったりと様々でしょう。

 

学びにもいろいろあります。専門的なことを記憶して、いつでも引き出せるようになることを学びとしている人もいれば、実際にスキルが使えるようになるまで練習することを指して学んだとする人もいるでしょう。

 

みなさんも周りの方に何かを教えたり、逆に学んだりすることもあるでしょう。私が困ったのは、上の子の中学受験の際、算数を教えていた時のことです。やれ、「塾の先生から習った解法と違う」だの「学校で習ってない」だのと、人からモノを教わるのにも関わらず、姿勢が悪すぎる笑。まぁ、子供からすれば物事は親に教わるものではなく、先生から教わるものだと言うことなのでしょう。仕方ありませんね。先生ほどの教える能力を持っていると気付いてもらうのに少し時間がかかったことを覚えています。それでも、そこがクリアされれば、まぁ、その後はそれなりに学んでいってくれたと思います。

 

さて、ここからが本題です。みなさん、大人になると学ぶのが難しくなるようで、例えば、1on1でフィードバックしたり、行動を変えて欲しいとお願いしても、そんなにクイックに変化があることはありません。ですが、なんからの反応やその後の姿勢に変化があったりはしました。満足のゆくレベルではありませんが、まぁ、人に働きかけると言うことはこういうものでしょう。

 

今の会社でも同じように働きかけているのですが、なにやら感触が違います。「本読んだ?」「まだです」あぁ、たぶん読まないだろうなぁ。「こういうことができるようになって欲しい」とお願いしても、まぁ、取り組んでいる様子もありません。うーん。

 

向上心や向学心が低いと言ってしまえば、そうなのですが、根っこのモチベーションのようなものも無さそうです。この役職ならこれくらいのことは考えているだろうと思うことでも、結構そんなこともなかったりします。恐らく、誰も教えてない。次に、教えたとしても、学んでない。ここで冒頭の親バカトークに戻るのですが、もしや子供の頃から学ぶ習慣がなく「まなび」が定着していないのではないか?と疑問が湧いてきました。

 

「まなび」に対する意欲が高くないも何もありません。そもそも「学び」が身に付いてないのではないか。子供の頃からの学習習慣があれば、「まなび」の成果を早くうちに体験します。難しい問題が解けるようになる。英語が話せるようになる。できなかったことができるようになる。と、ここで、私の働きかけには「一定の学ぶ力がある」ことを前提にしていることに気付きました。

 

そもそも参加しているゲームが違う感じです。サッカー頑張れと野球のプロを目指している人に熱心に語っているようなものです。うーん、この状態はうまくない。さて、どうやって働きかけていくかなぁ、と感じる振り返りでした。まだまだ磨くことはたくさんありますね。