manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

人が変わると持ち込まれるもの

みなさん、こんにちわ。

 

今日と明日は移動が多く、その間に少しずつ書いていこうと思います。話題は昨日の続きになります。人が変わるとどんなことが起こっていくのかを、いくつかの例を取り上げながら考えたいと思います。

 

ひとつ目は例の二頭の蛇の部門です。課長と部長で考え方が根本的に違うので、どうしたもんかと思っていたところ、偶然にも、課長が入れ替わることになりました。後任の方はとても有能な方で、専門知識も十分にあり、前任者を補って余りある形の補強になりました。グループ内の異動なので、ルールにも詳しく、人脈もあります。

 

ポジティブなところで、チームのみなさんに専門的に強化されたい感じが増してきた気がします。一方で、変わったばかりなので、チームワークというか和気藹々感は薄れた感じがします。ぴりっとして、規律が生まれた印象ですね。前任者よりも高い能力を持っていて、それがメンバーを惹きつけていてよい循環です。まぁ、今後、いろいろあるのでしょうが、滑り出しは順調です。後は、上司との関係性ですが、ここは苦労するだろうと感じています。その理由はまたの機会にします。

 

次に、外部から採用した課長について。この外部から課長を採用するという行為が極めて異例だったようで、後々に引きずることになります。この彼は異なる業態かつ大企業からの異動ですので、組織や上位に対する考え方がきっちりしていて、私からすると好ましい佇まいです。役職で呼ばれたのも初めてでした笑。ただ、この会社には合わないかもと感じていたら、やはりそんな感じです。周りとの関係作りも少し苦労しています。

 

実はもう一人、外部から課長を採用していまして、こちらは小さな会社のご出身です。業態は違いますが、まぁ、なんとか馴染みそうです。深く考え抜いているかはさておき、動きはありそうで好ましいですね。

 

この3人を見ていて気付くことがあります。それはそうでしょう、と突っ込みが入りそうですが、みなさんこれまで所属していた組織の文脈を見事なまでに持ち込んでいます。専門家集団で仕事をしていた方は、それを周りに自然と求めますし、規律のしっかりした組織にいた方はそれが標準だと思ってます。小さな組織にいて自分が動くしかなかった人は同じように動きます。

 

なるほど。実は前職での引き継ぎの際に、私はこの仕事は人付き合いが大切だからと、人脈を入念に引き継ごうとしました。ただ、それはあまりありがたく受け止められてなかったような気がします。きっと、彼は以前の組織でも、そういうスタイルで仕事をしていなかったのでしょう。しゃあなしですね。

 

話を戻します。人が変わると、以前所属していた組織の文脈をよくも悪くも持ち込んでくれます。これは今の組織に良いようにも、悪いようにも作用します。はい、ここを融合させて行くのが、私の仕事なんでしょうが、まだまだ道半ばですね。作戦を立てて、いろいろ試していきたいと思います。