manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

いつもの場所でいつものように

みなさん、こんにちは。

 

長らくお仕事をしていくと、慣れた環境で慣れた仕事をしていることが心地よくなってきます。自分自身のパフォーマンスも出ますし、周囲をコントロールすることにも鍵となる人物を知っていしますし、部下にモチベーションの上がる声のかけ方もできるでしょう。

 

少し話はそれますが、サッカーでいつもトップ下をしているメンバーがサイドハーフでプレイしていて、どうにも精彩を欠いています。聞いてみると、やっぱりトップ下が慣れているということで、求められるポジショニングやボールのもらいだしの動きも上手です。

 

確かにその瞬間に高いパフォーマンスを出そう、ということを考えれば、得意な場所で自分をよく知るメンバーに囲まれて、仕事をしていくことがベストでしょう。ただ、そういう環境で長くいることでその方が成長できるかどうかは疑問だと思います。事業が大きくなれば、関わる人を増やさないといけませんし、場合によってはパートナーとなる企業の方々とコラボレーションしないといけません。そんな際には、はじめましてだったり、そんなに慣れてないみなさんとお仕事することが必要になるでしょう。そんな時に自分はこのポジションしかできません、モチベーションの上がらない声のかけ方をしていても気づかない、こんなこともあるでしょう。

 

環境を変えて、違う立場になって、そこから新たな人脈を作ったり、新たな仕事の工夫をしたりすることは、確かに言うほど簡単なことではありません。うまくいかないことに向かい合うことも必要ですし、慣れない人々とのコミュニケーションに心をすり減らすこともあります。できないことに向かい合うことは悔しいことですし、新たに知り合ったみなさんに仲間にしてもらうこともそんなに簡単ではありません。

 

ですが、こういう機会を敢えて作ってみて、その上でうまくいかない経験をすることで、うまくいき続けることよりも、得られることは多いように思います。チャレンジすることで、新たな気づきがあって、うまくいかなかったとしても、得たものはあると思います。

 

取り上げたサッカーのメンバーのケースで言えば、サイドのポジションなのですが、プレーはトップ下。であれば、彼にはトップ下にポジショニングしてもらって、サイドができるメンバーがサイドに入った方がチームとしては強くなるのではと思ったりしました。