manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

パスの出し手と受け手の関係性

みなさん、こんにちは。

 

他者からフィードバックを受ける機会を増やそうとグループ企業も含め、全般的に360度フィードバックが導入されています。部下には日々色々な形でコメントしているのですが、今回は上司に向けて考える機会がありました。部下については、そういう目つきで観察しているので、前向きな言葉をどのようにかけるのか、ネガティブに見えることでも言い過ぎないように、本人が自分で変えようと思えるモチベーションのようなことにも配慮して対話するように心がけています。実際にはそんなに上手にはできていないかもしれませんが笑

 

話を戻しまして、その上司についてです。その方はおそらく私よりもひとまわり近く年齢も違います。ですので、いわゆる昭和的な感じでして、プレッシャーも強く、こちらがどう受け止めるかどうかも気にせず、自分の思う正義を思うように伝えてきます。こちらの実態もよくわかっていないのか、仮に指示通りにしようともあまり上手くいかなさそうなアドバイスも多く、スルーすることも多いのですが、それもおそらくあまりお気に召さないのでしょう。ただ、その方の言う通りに行動したとしたら、多分、私が部下のみなさんから大いに嫌われることになるでしょう。管理が強く、思い通りにしたい、という感じが出てしまいます。嫌われるのが嫌だということではなく、目的が達成できないので、スルーしています。

 

少し話題が変わりますが、例えば、サッカーで素晴らしいスルーパスを出したとしましょう。受け取ったなら、ゴールまでキーパーと1対1とか、そういうパスです。ですが、受け手が感じていなかったり、感じていても、パススピードに追い付かなければそれはパスミスです。ということで、パスは受け手のことを考えて然るべき、となりますね。一昔前でしたら、パスを出した人が、「なんで走ってないんだよ」とか「どうして感じてくれないんだよ」と怒っていたようにも思いますが、それはだいぶ勘違いしたお怒りです。また、逆の目線で、ここにパスを出して欲しいと思い、全力で走っていてもパスが出てこない。そして、パスが出てこないことに怒る。そんなこともあります。まぁ、相互に信じている・期待しているので、「怒る」という反応に繋がるので、そんなに悪いことばかりではないのですが笑

 

これらと同じように、どのような指示や指摘であれば、受け手が受け止めてくれるのか。その指示に沿った動きをしてくれるのか。そう考えた上で、言葉を交わすのが適切なのでと私はいつも考えています。ということで、この辺りについてフィードバックをしたいと思い、つらつらとなんというべきだろうかと考えているのですが、うーん、あんまりよいフィードバックの言葉が思いつきません。

 

というのも、もはやサラリーマン人生も終盤に差し掛かっており、完成形に近い感じだということが一つ。これまでそういうスタイルで成功してきたと思っていらっしゃる方に、上記のようなことを正面からから伝えてもあまり効果がなさそうだという点がもう一つ。どうせ言うなら、心に残したい。と言うようなことをつらつらと考えてしまうと、まぁ、切れ味の悪い言葉が並んでいます。うーん、まぁ、仕方ないですね。一晩、寝かせて、推敲したいと思います笑