manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

実践で得られること

みなさん、こんにちは。

 

今年の1月から夜のランニングを始めました。1回あたり5km弱ですが、地味に続けていまして、500kmを超えました。最初は呼吸が激しくなると肺が痛かったのですが、少し経つとそれも無くなり、少しずつ走れるようになってきました。あと2ヶ月で何キロまでいけるか楽しみです。

 

走るために走っているわけではなく、サッカーやフットサルをする際に、楽しめるようにと思い至ったわけでして、それなりに効果が実感できつつあります。不思議なもので、誰かから「走るとよいよ」というようなことは耳にしたことはありますが、実際にやってみるまではその効果を信じておらず、こんなことなら、もっと若い頃から走っておけば良かったと後悔しています笑

 

それはさておき、「実際にやってみて、効果を体感し、さらにやる気が出る」このサイクルはすごく大切です。仕事でも、こういうことを学ぶとよいよ、と先輩に勧められたり、本を読んで、やってみたいと思うことがあるのではないかと思います。ですが、機会に恵まれなかったり、いざ使う機会が来たとしても、失敗したら恥ずかしいと躊躇してしまうことが多いのではないでしょうか。

 

さて、部下の行動を見ていると、「よいと思ったら、やってみる」このスピードの速い方々とそうでない方々います。この違いはどこから来るのかを考えてみますと、行動の早い方々はとにかく「動かしてなんぼ」「動いてなんぼ」なみなさんです。一方、そうでない方々は「正しい理屈を構築してなんぼ」「批評してなんぼ」な感じだったりします。

 

確かに、理屈を捏ねることも大切ですし、批評も大切です。ですが、企業経営は動いてなんぼ、周囲を動かしてなんぼです。改めて、このことを少し深く考えてみると、動いて失敗することも当然多いですし、動かそうとしても、思う通りに動いてくれないことも多いです。一方、理屈は論理的に正しい正解にたどり着くこともできますし、たどり着いた際にはその理屈を崩すのは難しい。また、批評も「まぁ、総論で言えば、そうですよね」となることが多いしょう。批評をするのが上の立場であれば、否定されることもないでしょう。

 

ということで、何が言いたいのかというと、実践で何かを得るには失敗の恐れを乗り越えて、さらにいうと、失敗から学ぶことがより学びの質を高めてくれるということです。「あぁ、うまくいかなかった」は失敗ではなく、その経験から何が得られるのかとセットすると学びの場となります。

 

さて、冒頭の話に戻りますと、実は夜のランニングを数年前にやろうと思って、少し始めたのですが、定着せずでした。主な原因は、夜遅くまでオフィスに居て、帰って夕食を取ってから走りにいくような生活サイクルを作れなかったことだと思います。今回は、幸か不幸かコロナ禍により、オフィスに夜遅くまで残ることが無くなり、夜、家に帰り、家に長らくいるよりも気分転換を兼ねて走ることが功を奏したわけであります。偉そうに言っていますが、過去のランニングが続かなかったことから何かを学んだ訳ではなく、他の要因から実現できたということですね笑。まぁ、それはそれで結果オーライです。