manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

入れ替わりと活力

みなさん、こんにちは。

 

現場が強い会社なので、いわゆる現場上がりのリーダーのような人材がいました。最終の意思決定者がこうだと言おうと、そのリーダーが違う意見で、また、KYに遠慮なく発言してしまい、ぎくしゃくしたことも何度かあったようです。

 

いろいろありまして、昨年の年末くらいからその彼が辞める!とドタバタしまして、この7月末に退職をしました。いろいろざわざわするかなぁ、と予想していたのですが、幸か不幸かコロナの騒ぎもあり、今のところはそんなに大きく揺さぶられたことはなかったように感じています。

 

当然、彼についていくような人達は何名かいますし、お客様に対しても、今後、じわじわと影響があるでしょうが、総じるとデメリットよりもメリットの方が大きいのではないかと感じています。

 

コロナによるところは、自粛モードのために、アンチな活動が自粛されたことでしょうか。時の経過とともになおのこと行動を起こすのにエネルギーが必要になります。逆に残る側はとはいえ、日々いろいろあるので、構ってはいられないと言うことになります。

 

次に、リーダーが居なくなったタイミングで、これまでむしろ押さえつけられていたのです、と言うような声が、本当かどうかはさておき、出てきています。これは、まぁ、あるだろうなと思っていたら、やっぱりありました。人間ですから、言いなりや偉そうにされたら嫌ですよね。もちろん、逆に道標となる指導がなくなりウロウロしている人もいたりしますが。

 

その彼はよかれと思って、ある主張をもって経営側とも強く対峙していたわけですが、蓋を開けてみると、必ずしもみなさんからの高い賛同があったわけではなかったわけです。もちろん、守ってくれる、と言う意味での感謝はあったでしょうが、この守ると言う事は必ずしも彼でなければできないと言うことはありません。

 

ポジティブな方の話は、やはり残るメンバーの成長意欲が高まってきたことと、実際に昇格を目前にして、昂ぶっているところです。熱があります。この熱を広げていくことが次は大切ですね。みなさんが自主性をもって物事に向かい合う姿勢がとてもよい感じです。この手のモチベーションはここに働きかけても実現がなかなか難しく、彼が辞めると言う環境変化でスイッチの入ったよい例ですね。

 

さて、話を辞める、と言うところに戻して、そもそもその前に彼には親会社に逆出向してもらい視座を高めてもらうとともに、残るメンバーには彼のいない環境で立ち上がってもらいたいと言う意図がありました。リーダーが辞めたのは確かに大きな痛手です。ですが、環境変化でみなさんが成長していく、こちらの方はうまく実現していかなければならないと、改めて決意した次第であります。