manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

挑戦と成長への向かい方

みなさん、こんにちは。

 

今週は月曜日から金曜日まで出張で、少し疲れました。いろいろあって、適切な風土の醸成が必要だということになり、管理職向けにいくつかワークショップを開催してきました。みなさんに考えをポストイットに書き込んでもらって、それを並べて整理をし、共通する論点をあげ、考察を深め、気付きを得てもらいたいわけであります。テーマの詳細は横におくとして、みなさんに行動の変化を求めているわけですが、これがなかなかに難しい。おそらく、なんらか気付くことがあり、何か試してみたいと思うところまでは行くのでしょう。ですが、おそらく日々の忙しさに紛れて、これまでと変わらない日常に戻る方が大半なのでしょう。

 

ただ、何人か変化の予兆が感じられるメンバーがいます。うまく表現できませんが、灯火を感じました。これは、すばらしい。その彼達・彼女達に共通していることがいくつかあります。環境が変化していること、その環境の変化によってとても難しい局面となっていることに加えて、その状態をとても前向きに使命感を持って乗り換えようと吹っ切れて構えています。

 

そういえば、私も以前、「あー、このプロジェクトは無理だわ」という仕事にアサインされたことがありました。でも、自分がやれるように頑張るしかないなと吹っ切れたことを思い出しました。その時は割とよい精神状態だったように思います。妙な功名心や気負いはなくなり、出せる力を出して、それでもダメだったら、それはそれで仕方ない。でも、やれることは、やろうってみようという感じでした。

 

慣れないこともやりましたし、周りの力もたくさん借りましたし、上司にも部下にもたくさん支えて貰ったように思います。たくさん変化できたお仕事だったように記憶しています。

 

さて、ワークショップの話に戻り、変化の兆しのある皆さんはとても目がよい、そして発言もよい。やる前提なので決意が見えたり、質問もやるための確認です。一方で、あーこれはあかんだろうなぁという皆さんは目がよくなくて、その上で質問もできない前提。どうすれば一歩踏み出せるか?最初からうまくいかなくてもいいじゃん、そのうちにできるようになるよと言ってもダメなのがもどかしい限りです。

 

他人の頭の中に手を突っ込んで、考え方を変えるのは無理だとしても、なんとかして心に火を灯してみたい。挑戦や成長に向かう気持ちの強い人は雑食で、なんでもまず食べてみて、ダメならポイポイと捨てて行くのです。こうなりたいと思う人が、少し遠いところにいるのもそれは最初からそうであったのではなくて、少しずつ階段を登って行ったということなのでしょう。登る苦労はそばから見ていてもなかなかわからないのですが笑