manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

加速装置

みなさん、こんにちは。

 

季節外れの昇格試験の振り返りをしています。そういえば、自分の時はどうだったかなぁと思いながら、面接と準備のワークショップで感じたことをGOODから確認します。

 

そもそもそういう類の営みなのですが、悩んで苦労して考えを整理して臨めたほど進化しています。この点で言えば、私は課長試験の際にはかなり指導していただきましたが、部長試験の時はそうでもなかったかもしれません。アセスメントの準備はしっかりしたのですが、そちらはテクニカルであったように反省しています。お題がマネジメントですので、実践が何より大切ということなのでしょう。仮のシチュエーションや机上でのシミュレーションでは深みが出ませんね笑

 

話を戻しまして、振り返りです。何がよかったかの質問に対して、「カッコいいことを話す」ではなく、「本当にやりたいことを話す」に気持ちを切り替えられたこととありました。よいですね。人工的でキレイなコトを話すよりも、自然体で会社の為によくなることを整理した方が本人のためにも会社の為にも大切です。

 

次に「本当に自分がやるんだ、という覚悟を持てた」と発言がありました。ワークショップはあくまでキッカケでしかないし、そういう働きかけはしていません。自ら覚悟が醸成されたとしたら、それはすばらしいことです。これが本物になっていくとすばらしい。まだ、予行演習の段なので、正直、どうなるかはわかりません。

 

最後に「覚悟の醸成の時間を短縮できた」という感想がありました。ひとりで考えて、ぐるぐるしているよりも、ガイド役と対話をして、悩んで、吐き出して、見つめ直すことでいろいろなことが促進されます。「きっと、ひとりで取り組んでいたら、もっと時間がかかったと思います」ということで、それはサポートした甲斐があったと感じた一言でしたね。

 

さて、この昇格試験の際のワークショップの展開を、今回は私と人事部長とふたりでサポートしたのですが、当然ながら人事部長は横で見ていて私がたまに振るのでそのタイミングでコメントを挟む程度でした。次からはあなたがやるんだよ、とは言い含めてはいませんが、きっと自分がやらないとダメだと思ってくれていると期待しています笑

 

この手のところがイチイチ面倒くさいのですが、やってみて、それなりの反応があるまでは、大抵、そんなの意味あるの?という立ち位置で様子をみます。失敗したら、文句言われるから、それはそうだよね。で、やってみて、それなりの反応であれば、「あっ、これはみんなのためになるから、やった方がよいな」と、ようやくスイッチが入ります。面倒ではありますが、この自らでスイッチを入れることが大切で、私が無理に押そうとしても、むしろ逆効果でダメだったりします。

 

ただこの手の環境が変わる際の自己変革加速支援は組織的にできるようにならないといけませんね。世代が変わるたびに、強くなる、そんな会社にしていきたいと感じています。