manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

自分達をうつす鏡

みなさん、こんにちは。

 

暑い日が続いていますね。若いころはこんな夏でもサッカーグラウンドでボールを蹴って走っていたように記憶していますが、最近の暑さでは難しいのではないかと思ってしまいます。ということで、大人らしくゴルフをしてきたのですが、はじめたばかりでして、どうもうまくいきません。うまくいかないながらも、振り返ると、どうやら手打ちになっていて、打った際にバランスを崩していることがわかりました。手打ちにならないように、下半身の連動から全身でボールをとらえるように試みたところ、それまでよりはうまくいったように思います。とはいえ、まだまだダメなんですが笑

 

もう少しスポーツの話です。昔、社会人サッカーチームを率いていた頃の話です。「止めて、蹴る」の基礎を教えてもらった次のステップです。ボール保持者がよい止め方をして、顔が上がり、ボールも周囲も両方とも見えるよい持ち方ができた際の決め事です。ボールが欲しい選手は、目を合わせて、裏に走り、そのタイミングで裏に蹴る。こんな決め事をチームに浸透して戦おうと考えました。みんなで集まった際にも言いますし、個々人を捕まえても、お話をします。こんないい事があるよと。

 

ただ、結果としては、かなりうまく行きませんでした。まったくと言ってよいほどにダメでした。理由を挙げればキリがありませんが、顔が上がらなかったり、目を合わせる前に走り出したり、そもそも蹴れる状態になれなかったり。

 

考えてみれば、すぐに気付くことですが、みなさん、昨日・今日、サッカーを始めた訳ではなく、これまで10年以上の経験があります。そんな中で、自分のリズムやプレイスタイルを変えなさい、と言われたところで、簡単に変えれることのできる人は少数でしょう。そもそもいうことを聞こうなんて、ハナから思っていなかったかもしれません。

 

そう、この経験というものがクセモノです。よーく見ていると、皆さんあまりうまく捨てれない。例えば、リーダーシップ。あくまで周囲と自分の関係性の中で発揮されますので、周囲のメンバーが変わると、これまでとは異なる形で発揮することがおそらく必要なのかもしれません。そうした際には、一度、これまでの経験を捨ててみて、新たなことを試してみて、というスタイルが有効なのだと私は思うのですが、これがナカナカできません。周りから見ると通じていないことは明白なのに、愚直にダメな行動や発言を繰り返してしまいます。

 

フィードバックのかかるポジションであれば、それほど気にすることではないかもしれません。みなさんがよい人であれば、上司、もしくは斜め上や横から優しく教えてくれる方がいるでしょう。ただ、職位が上になればなるほど、それは難しくなります。私のゴルフのように初心者であれば、自らを立て直そうと振り返ることが自然にできますが、熟練すればするほど難しくなるように思います。

 

さて、ここでゴルフの話に戻ります。まだ、始めたばかりなので、それほど経験したわけではないのですが、おそらくこのスポーツはとても難しくて、ラーニングとアンラーニングを繰り返していかないと、スコアが上がっていかないのではないかと思いました。マネジメントのみなさんがこのスポーツにこれだけ惹かれる理由はもしかしたら、これなのかもしれないと、休暇の合間にぼんやりと考えていました。

 

ということなので、ゴルフについては、すぐに上達しなくても、よしとすることにしたいと思います笑