manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

失敗と向き合うことの難しさ

みなさん、こんにちは。

 

久しぶりに「あー、これは失敗したなぁ」という判断と事象がありました。日頃、部長・課長他から文句を言われたところで、かすり傷(これはこれでよくないという指摘もありますが笑)。あまり気にはなりませんでしたが、今回はガツンとダメージを受けました。痛恨の一撃。まいりました。

 

であるが故に、ここは向き合ってみたいと思います。まず、原因からいきましょう。一番大きな要因は「常識」についての認識が大きく異っていたことだと思います。我々の「常識」で優先順位を判断したのですが、これがずれていたと言うことです。現場の判断・意思を優先したわけですが、これが世間の常識とずれていたということです。

 

次の要因は人選です。結果的には偏ったメンバーでコトに当たったことがあります。対処すべき事項に覚悟とスピードが必要だったので、敢えてそうしたところはあります。ただ、結果的には、バランスを取るメンバーがおらず、突っ走ってしまった形になります。私がバランスを取るべき役割だったのでしょう。あとは、コトを動かした後に時事刻々と変わる状況に対し、思い切って止める判断が出来なかった。転がり始めた石にスピードがついた。感情面への対応が甘かった。他にも色々あり、反省と後悔しかありません。

 

ついでに、どうしてガツンときたのかも振り返ってみたいと思います。前職の頃から、あえてチャレンジしてみよう。失敗しても、大丈夫と謳ってきている身としては、我が事ながら残念な感じでクタっとなっています笑。部下に頑張れと気楽にいうのはやめたほうが良いかもしれません。やめませんが笑

 

自分の力だけでは、どうすることもできなくなることに発展する可能性があり、その結果、迷惑が及ぶ先のことを考えたからだと思います。迷惑をかけたくない。迷惑をかけてしまった。すまない気持ち。確かにガツンときますね。ただ、迷惑が私にかかることであれば、気にはなりませんので、どんどん行って欲しいと思います。が、今回のことは、そんな簡単なことではなかったということですね。この「迷惑のかかる範囲」の評価を今後きちんとする様にしたいと思いました。

 

総括すると、大きな要因は「常識」のズレなのですが、この1年間、この会社にどっぷり浸かって過ごしたことで、私の方のこれまでの「常識」が大きく変わってしまったのだと思います。今の会社はよくいえばベンチャー的なところが多分にあり、浸かって染まらなければ、会社の中で泳いでいけません。判断は機動的にスピード重視です。そもそもマーケットに置いても弱者であり、弱いところがあれば、生き残ることもできません。ただ、完全にベンチャーでいられない、会社の中にはそうじゃない部分もあり、そこの評価が甘かったということでしょう。

 

この問題がどう転ぶかは、まだわかりませんし、今後、似たような状況になった場合、私は同じ判断をしてしまう様な気がします。正解のないことですので、今回間違ったと思った判断ももしかしたら間違っていないのかもしれませんし、判断は変えずとも、上手いやり方があったのかもしれません。そして、本件もまだゲームセットと言うことではないので、これから策を講じるべきところは「しなやかに」対応したいと思います。