manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

新たな日常

みなさん、こんにちは。

 

コロナ禍の後の新たな日常についての話題が増えてきました。我々の会社でも考えるようにと指示があったり、指示をしたりと、今後、検討をしていくことになります。簡単に断じて良いことばかりではないと思いますが、今回の騒動を契機に考えるべきことが色々あると思います。

 

毎日、眠い目をこすりながら満員電車に乗って、時間の確保できない役員と打ち合わせをするために、朝早く会社に行くような行為は今後必要なくなるでしょう。また、社長や役員の秘書と仲良くしておいて、相談したいことがあれば、優先的に時間を確保してもらうようなことも必要無くなるかもしれません。これは私が得意としていたことですので、役に立たなくなるのは残念ですが笑

 

会議のファシリテーションはホワイトボードが大切で、場の空気を読み、参加者の様子を見ながら、意見を求め、合意形成を進めていくことも景色が変わってくるかもしれません。こういうことを考えていると、私は小物なので、これまで培ってきたノウハウやスキルや経験がどうなるのかと少し残念な気持ちになってきます。

 

ただ、新しい日常で仮にそれが不要だとすれば、それは異動した際と同じように、断捨離しないといけません。ホワイトボードに固執してはいけませんし、場の空気が読めなければ、合意形成できないとすれば、それは役立たずかもしれません。

 

大切なのは新しい環境に適応していき、そこで新たな技を身につけて行くことです。ただ、何が役に経つのかもわかりませんし、新たな技を身につけていくことはそんなに簡単な訳ではありません。

 

さて、前置きがいつものように長くなりましたが、本日、幹部候補人材の外部アセスメントをしていただけることになる方と面談をしました。そこでの話です。役職が上がるについて、身に付けるべきスキルや発揮すべき強み、抑えるべき特性が変わってくるということでした。確かに言われてみればその通りのはずのことですが、言語化されてみて改めて納得したことでもあります。確かに担当者が発揮すべき正確性やスピードを課長や部長が発揮しても有効ではないでしょう。昔、とある常務の方が、自分は事務処理には自信があるということを自慢気に語られておられましたが、それはあまり誇っても仕方の無いことでしょう。課長も部長も本部長も昔は事務処理が得意だったはずですから笑

 

さて、求められる役割や就業環境の変化によって、変化していける能力が大切だということはもはや自明の理でしょう。ただ、難しいのは頭ではそうだと分かっていてもすぐには変化できない。もったいない。実力がない。感情的に嫌だ。そもそも難しい。自分に合っていない。様々あって良いと思います。人間ですからね笑

 

願わくば、環境とポジションがありのままの自分に合っていることがベストなのでしょうが、そんなラッキーはなかなかないでしょう。変化しながら、ここだ!これだ!これなら好きで頑張れるというに出会えるキセキがあると良いですね。私に振り返っていうと、そういえば、色々と仕事をシフトしてきたなぁと、感慨にふけってしまいました笑