manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

断捨離

みなさん、こんにちは。

 

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか。コロナウイルス感染拡大に伴う自粛要請につき、部屋のお片づけをされている方が多いとのことです。

 

断捨離といえば、思い切って、使ってないものを捨てることではないかと思っています(他にもいろいろ秘訣はあるのでしょうが笑)。買ったけど読んでない本、着れない服・着てない服、デザインの流行り廃りもあれば、理論の新しい・古いもあります。本当に生活に必要なモノを残すのがよいのでしょう。

 

とはいえ、日頃の生活の中で断捨離するのは難しいでしょう。なぜなら、捨てなくてもそこに置いておけるからです。人間不思議なもので、ドンドンモノが増えてもなんとか格納していくことができてしまいます。ただ、そんな中ですので、新たなモノは買いにくいですし、生活していく上での快適さは損なわれていくでしょう。

 

ということで、タイミングとしては引越す時期に断捨離するのがベストですね。運ぶのにお金がかかり、引っ越した先に格納できるかどうかわかりません。ですので、捨てざるを得ません。もちろん生活環境も変わりますし、お金・手間も含めてのコストがかなりかかってしまいますが。

 

さて、今日は、仕事上の断捨離について考えたいと思います。上記に倣って考えると、同じ部門に長年いるとドンドコモノが増えた結果、新たな習得も少なく出会いも少なくなります。スペースも少なく、仕事を通じた新たな機会も作れないので致し方ありません。それでも生活はできてしまいます。

 

さて、いざ引っ越しです。異動しました。そこで新たな環境に移った際には、一旦は全てを持ったまま、新たな環境での仕事を始めることになります。経験やノウハウに「捨てる」という表現はふさわしくないですね。

 

異動後に仕事をしてみると、どうやらこのスキルはこの環境では通用しないということが徐々にわかって来ます。登場機会が少なくなり、使わなくなります。そこではじめて自分の中から消え(一時的に)、新たなスペースが生まれるのだと思います。

 

ここで大切なのは、日頃使ってないスキルやノウハウは思い切って忘れることと、使おうとするのをやめることだと思います。実は昨年(2019年)の5月頃に新たな職場に慣れない私が前の職場のスキルを持ち出して活動した時期がありました。これがあまりにひどかった笑。フィット感がなく、手応えもなければ、感謝もない。呆れるほどでした。あぁ、これはもう封印した方がよいなと。

 

人間ですから、身につけたものや持っているものを使いたいと思うのは当然のことだと思います。ただ、それは周りの環境が変われば、あまり役に立たない可能性もあることを理解しておく必要があると思います。

 

ただ、逆にそんな中でも「通用する」スキル・ノウハウもあったりします。当然ながら人によって、環境によって異なると思います。「通用した」スキル・ノウハウは「本物」ですので、きちんと言語化しておき、次に活かせるようにしておくのがよいと思います〜。

 

ということで、断捨離に話を戻すと、「要らないモノを捨てる」ではなく、「本当に有用なものを残す」が本質なのでしょうね。