manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

空気の研究

みなさん、こんにちは!

 

緊急事態宣言後の外出規制も早いもので、もう3週間ほど経ちましたでしょうか。テレワークやWeb会議にも慣れてきた頃かもしれませんね。私は今一つ乗り切れませんが。

 

乗り切れないのには理由がありまして、どうにも「空気」がうまくつかめません。逆に言うと、日頃、この「空気」にどれだけ助けられていたのかがわかりました。「空気」というと、つかみどころがないので、もうすこし言語化してみましょう。

 

例えば、何かを話した際の「相づちとしてのうなずき」「目線の合図」だったり、少し冗談っぽい会話をした際に起こる「くすっ」とした笑い声やニコリとする顔の表情などがそれにあたります。

 

さて、当然ながら、Web会議(音声のみ)の際にはそれらを感じることができません。とはいえ、声のトーンで少しだけ感じることがあるといえばあります。でも、そんなもんですね。そういえば、一度、画像を映しながら、Web会話をしましたが、あれは雰囲気が少しわかりましたね。

 

そういえば、「失敗の本質」に「場の空気」について取り上げられていました。もしかしたらWeb会議だと、「場の空気」は作られなかったのかもしれません。何せ、空気を共有していないわけですからね。

 

話を戻して、それではどうすればよいのかを考えたいと思います。一つは「空気」に頼っていたことを、頼らなくすることができるかでしょう。「空気」による助けがない中では、事前の相互理解をより高めておく必要があると思います。ということで、いつもより、多く事前準備をしたり、議論のポイントを共有しておくことが大切なのではないかと思います。

 

もう一つは、空気がない前提で、仕切る準備をすることだと思います。「質問のある方は挙手をお願いします」は使えません。「お、彼は発言しそうだ」というのも見えません。ということなので、発言したい方には「○○です。質問です」と言ってもらったり、「△△さん、これについてどう思いますか?」と発言者を指定することが有効なのでしょう。

 

そういえば、最近はやっていませんでしたが、議論がとっ散らかる際には、ホワイトボードをよく使っていましたが、これは使えません。ただ、PPTに議論したことを箇条書きで整理していくのは、もしかしたらありかもしれません。議論をしていることが整理されていきます。

 

早速、週明けに経営会議があります。これらのいくつかを試してみようと思いますので、うまくいったかどうかは、別途、振り返りたいと思います。