manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

リズムの呪縛

みなさん、こんにちは。

 

こんな状況ですので、テレワークをしている方も多いと思います。家の中で落ち着いて仕事ができる環境がなかったり、会社のイスとは違うので、長時間の作業に耐えられなかったりと、ご苦労が多いのではないでしょうか笑

 

会社役員のお仕事は基本的には人に働きかけるお仕事ですので、テレワークで済むことはあまり多くないのかもしれません。とはいえ、実際にはいろいろ作業もあるので、捗るかなと思ったものの、何かと相談したり報告したりと、あまり効率的に仕事ができている感じがしません。報告すると、次の報告が求められたりと、まぁ、あまり日頃と変わりませんね。

 

通常時の様子を振り返ってみますと、週に4日くらい勤務していて、水曜日をテレワークに設定していた際には、作業もガンガン捗ったようにも思います。作業と働きかけと報告・相談をうまく配分し、バランスよく飽きないように工夫できたのでしょう。

 

みなさん、朝の通勤ラッシュに揉まれ、9時近辺にオフィスにつき、「おはようございます」と言いながら、自席につき、パソコンを立ち上げる傍で買ってきたコーヒーを飲んでホッとひと息。メールをチェックして、いくつかに返信し、予定されているミーティングをいくつかこなしてお昼ご飯。

 

月末月初の処理、月次決算、BC提出、中計、予算。人事評価の目標設定、期末の業績評価、人事考課、昇格面談、合格者への研修などなど、日頃のお仕事もルーティーンがすごいですね。

 

いかに我々がリズムに沿って日々生活していたのかがわかります。それ自体は悪いことではないと思いますが、本当にそれでよかったのかについてはきちんと考えた方がよいですね。

 

何を言いたいかというと、家でテレワークしていたとしても、できる限り日頃のお仕事のリズムに合わそうとしてしまいます。指示を出したい、報告したい、相談したい。ただ、それをしなくても、実は会社も世の中も回っていったりします。役員なんて、なおの事そういう存在でしょう。

 

リズムが崩れた事で見えてくることもありました。この機会に、自分の出している指示が有効だったのか、またはなくてもよかったのかをちゃんと振り返ってみた方がよいですね。今回のコロナ禍は確かに「わざわい」ではありますが、リズムの呪いから逃れるチャンスかもしれません。