manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

組織運営の歯車

みなさん、こんにちは。

 

今年度の取り組みたいテーマに「面での経営・組織運営がしたい」があります。昨年度、着任した当初、「影響力ゼロの私」と「反応の悪い組織」からのスタートに対し、自ら動きたい気持ちを抑えつつ、いくつかの活動を主導していました。ただ、それは連動して活動ではなく、また、本当に私自身がマネジメントすべきものだったのかといえば疑問が残るものでした。

 

面でのマネジメントは私から見ると、二方向に展開する必要があると思います。1つの方向は社長以下、3人のマネジメントチームでの会社全体のマネジメント。もう1つは、私の管掌となる組織のマネジメントです。

 

会社全体のマネジメントについては、私自身は社長ともう一人の取締役と定期的に対面の面談を実施し、各々の皆さんの考え方を理解したり、課題感を確認できましたが、そのあとのアクションが十分に手が付きませんでした。工数や時間の問題もありますが、一番大きな原因としては、3名の方向感を一致させることができず、動きが取れなかったところがあります。

 

一方で、私の管掌となる組織のマネジメントに対しては、直属の配下の組織長と代理の2名とのコミュニケーションが不十分だったと思います。年上で大先輩なので、気持ち的に難しかったところがありますが、ここは遠慮すべきではなかったと反省しています。先日、両名と1on1で面談したところ、お一方は思っていたよりも成熟してないことがわかり、さてどうしたものかと新たな悩みが生まれましたが、昨年度はこんなことも分かっていなかったので、イマイチでしたね。もう一方は、逆に思っていたよりもしっかりしていたので、こちらはうれしい誤算です。

 

上方向と下方向の2方向のマネジメントを面で実施していく上で、私自身はいろいろと頑張りたいなと思っていますが、例えば、私がいなくなったりした際にも、同じように面を構成できる枠組みが必要となります。

 

大手企業だと各々の活動のKPIなどを設定していき、上下でそれを組み合わせることで、マネジメントのつながりを作っていくことができるのかもしれません。ただ、我々の場合は、個々の能力がそこまで達してはいませんので、いきなりがっちりKPIを作ろうとしても逆にギスギスしてしまうでしょう。

 

ということで、シンプルなシートで①前期よかったこと②前期もっと頑張れたこと③今期取り組むことを整理し、定期的にフォローアップしていく枠組みを人事制度・評価制度の中に組み込んでいます。このマネジメントのつながりの鎖をどこまでつないでいけるか。皆さんが趣旨を理解し、上下でコミュニケーションをとれるかが肝です。

 

実はスタートの4月が重要なのですが、コロナに出鼻をくじかれています。この状況なので、リモートで考え方を展開していくしかありません。スムーズに回っていけば奇跡です。うまくいかなかったら、全部、コロナのせいにしようと思います笑