manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

いとまの時間

みなさん、こんにちは。

 

都知事から今週末の不要不急の外出自粛要請が出ました。オリンピックは来年の夏までに開催と延期になりました。ザワザワする一方で、ボランティアなどの何かを為すこともできず、もやもやが募ってきます。じっとしているのは体にも心にもよくありません。

 

そんな時こそ、充電期間です。仕事について構想を考えたり、勉強したりと思う方もいらっしゃるでしょう。私のおすすめは読書です。小説、特に文学小説を楽しく読むのがよいと思います。

 

人の心が何を感じて、人はどう動くのか。心の動きを追いかけます。虚構の世界ではありますが、人の創り出したものですので、実際にもありえます。

 

みなさんは自分の人生を生きているので、普通に過ごしていれば、他者がどう感じ、どう発言するかの背景を想像することが苦手なはずです。

 

子どもが相手のことを考えられずに、悪口を言ったり、ケンカをするのはそのためです。また逆に、子どものころから他者に優しく思いやりのあるような子どももいますが、そもそも複雑なことを子ども達が考えているわけではありません。通り一遍の優しい対応ができれば大丈夫です。難しいかと言えば、大人ほど複雑ではないでしょう笑

 

そんな優しい子どもも、いざ大人になれば何万通りの複雑なバックグラウンドに合わせた人に合わせた優しい対応が必要なので、通り一遍の優しい対応ではみなさんに優しいと思ってもらう事は難しいでしょう。

 

さて、話を戻して、小説です。人の心の動きを想像する事は難しいですが、人によって書かれた文章を読み、心の動きを追いかけます。どうして、犯罪を犯してしまうのか。親子なのに仲が悪くなるのか。若い子が介護をどんな気持ちでやっているのか。さまざまなシチュエーションでさまざまな立場の人の心の動きをトレースできます。

 

もちろん虚構なので、そのままのシチュエーションはないでしょう。あったなら奇跡です。ですが、名作と言われている作品は本当に読みやすく、機微な心の動きを鮮やかに描いています。

 

もやもやと過ごすようなら、是非、小説を読んでみてください。あ、漫画でも、ドラマでもよいと思っています。ついでに言うと、海外テレビドラマなら、英語の勉強にもなりますね笑