manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

上手になるということ

みなさん、こんにちは。

 

今朝、長男の車の運転の練習に付き添ってきました。目的地に向けて走行していくことは上手になってきましたが、駐車がどうにもなかなか上手になりません。さて、ではどうすれば駐車が上手になるのでしょう。

 

一度、サッカーに目を転じまして同じ質問。どうすればサッカーが上手になるのか。仕事に目を転じて、どうすれば部長•課長•経営が上手になるのでしょう。ひとつずつ考えていきたいと思います。

 

駐車は何か身体能力が高まれば上手になるかというと、そうではありませんね。ハンドル捌きやアクセル•ブレーキワークが上手になれば、駐車が上手になるのかと言うと、必ずしもこれだけではないでしょう。自分が運転するクルマの容積の認知や、ハンドルの角度から導かれる軌道の予測が上手にできれば一発で思ったところに駐車できるはずです。では、これができるようになるにはどうすればよいのでしょうか。

 

これがサッカーとなるともう少し複雑になります。自分の身体やボールをコントロールする技術や筋力、そして体力、こうした身体能力の向上は必要ですね。ですが、それだけで上手になるのかと言うと、これまたそうではないでしょう。敵や味方の位置を認識しつつ、守備の際は自分の位置を決めたり、攻める際にはトラップの際にボールをどこに置くのか、次のパスの選択をどうするかなどなど、状況が変わる中で、よい判断ができるかどうか。学ぶこと、上手になるために身に付けることはたくさんありますね。

 

いずれにおいても、身体能力よりも大切なのはいわゆる認知だと私は思います。ハンドルを早く回せるよりも、空間把握。トラップの技術よりも、周囲を見て、ここにボールを置こうと決める能力。認知と言うとわかりにくいかもしれませんが、判断や思考が変われば、駐車やサッカーが上手になると言うことです。

 

仕事においても、これは同じだと私は思っています。自分はできてる、頑張っていると思っていても、上手に駐車ができていない(上達していない)。これは何が悪いかと言うと認知が悪いと言うわけです。

 

最近はスポーツでも駐車でも、スマホで録画し、それを後で見返して、自分が上手にできているかどうかを振り返ることか上達を助けると言われています。この意味合いは自分から自分を見ている認知と外から自分をみる認知を合わせて、修正の効率を高める事だと思います。

 

仕事に置いては、発言や行動がこれに当たります。動画を撮影するわけにもいきませんし、これを見ても、自分で自分を見ても認知が歪む(よく見える)ので、それほど効果が上がらないかもしれません。ですので、どう受け止めたのかを周囲から率直にフィードバックしてもらうことが何より大切だと思います。

 

さて、サッカーや駐車に話を戻すと、折に触れ長男やチームメイトにフィードバックしているわけですが、これがまた上手に刺さっていきません。「できてる」「これまでうまくいっている」が悪さをしているのですが、こちらはまたの機会に考えてみたいと思います。