manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

キャプテンとリーダー

みなさん、こんにちは。

 

我が家の次男坊が所属している中学生のスポーツチームが2022年の新シーズンを迎えるにあたって新しいキャプテンを決めることになりました。コーチの皆さんの協議で次男坊がキャプテンとなることが決まり、今日が初練習です。頑張って声を出して仕切っていましたが、まぁ、みなさん言うこと聞いていません。そう、そんなものです笑。これからチームとして、苦難を乗り越えていく中でリーダーと認められ、雑用なんかもきちんとこなす中で、ふさわしいリーダー像が周囲に認められて初めて一人前のキャプテンになれるわけです。

 

会社組織に目を向けた時にも同じことが言えると思います。今日、初めて課長や部長になった、もしくは役員になった方々はその時から立場としてはリーダーです。ですが、何の仕事もしていないわけですから、みなさんから認められるリーダーでいることは難しいでしょう。もしそうであったら、環境の方が異常です。同じように、いくつかの仕事を通じて、発している言葉が良かったり、問題解決能力が秀でていたり、もしくは約束している予算の売り上げが実現できたりとする中で、信頼が培われていくのだと思います。

 

当然ながら、道のりはそのリーダーの人柄や能力であったり、組織を構成する人の特性によって異なってきます。ですが、共通していることは、成功や勝利を重ねた数や失敗に対する向かい方だと思います。最初から連戦・連勝でうまく行っているチームはリーダーとしては恥じるところはないのかもしれません。ですが、組織とリーダーの結合度はそれほど強くないでしょう。そこにトラブルがあった際には、このリーダーについていって大丈夫なのかという不信が生まれ、連敗が続くようであれば、人心が離れることもあるでしょう。一方で、弱いチームであれば、その危機は最初から訪れてきますね。

 

大切なのはそのような危機の際にどのようにある(振る舞う)かだと思います。その際に、ビクビクし、自信がなさそうな発言をし、人のせいにするような発言を繰り返しているリーダーを見た部下やチームメンバーはどんな気持ちになるでしょうか。逆に、責任は自分にあって、皆に申し訳ないと詫びながらも、失敗に対してきちんと向き合い、前に向かってチームメンバーを鼓舞する言葉を発することができれば、部下やチームメンバーは安心するかもしれません。

 

一方で、負けが続いているのであれば、リーダーの心は不安で仕方がないわけです。ですが、そこでその不安を感じるがままに周りに伝播させてしまっては、組織やチームは負けから立ち直れません。リーダーが変わるしかありません。と言うことで、何が言いたいかというと、キャプテンやリーダーは「ありのまま」ではダメなことがあって、どんなに不安でも心配でも、それを表には出さない姿も求められるわけであります。

 

信頼を得るために敢えて前向きに振る舞う。どんなに強敵だったとしても、「自分たちは勝てる」と言葉にすることがキャプテンには大切何だよと次男坊には伝えてあげました。自分自身がちゃんとできているかどうかは棚にあげています笑