manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

アシミレーション

みなさん、こんにちは。

 

少しドタバタしていまして、間が空いてしまいました。楽しみにされていた方には申し訳ございませんでした。

 

さて、本題です。昨日・今日と二日連続で新しくリーダーとなった方々に対して、アシミレーションのワークショップを実施しました。アシミレーションはGE発のリーダーとメンバーの融和を促進するワークショップです。詳細の説明は専門のページにゆだねたいと思います。

 

二日連続ではありますが、二人のリーダーに対してとなりまして、結構なレベルで違いが出てしまったなぁと感じています。そのことについて、少し振り返りたいと思いました。

 

ひとりは長らくこの会社にいて、覚悟を持ってリーダーとなることを選んだ方で、もう一方はいわゆる親会社からの出向者となります。まぁ、こうして書くと、そうなんでしょうね、という結果なのですが、当然ながら、覚悟を持った方のほうがすばらしく、出向者の方はうーん、微妙という感じでした。

 

実は、私も過去に同じ形式でワークショップをしたことがありまして、恥ずかしながらその際にはあまり適切に語れなかった苦い思い出があります。今取り組めば、いろいろと話ができるとは思うのですが、その際にはその職位で果たすべき使命だったり、メンバーにこうあってほしいというところが整理できていなかったのだと思います。

 

ということで、言うと、出向者の方は当時の私と同じ感じでして、今の職位で果たすべき役割は何で、皆さんに担ってほしいことが何で、組織運営をどうあればよいのかをあまり語れていません。語れていないということは、あまり考えていなかったということなだと思います。

 

一方で、もう一方の覚悟のある方は、本当に素晴らしくて、1年・半年かけて観察してきたこと、考えてきたことを本当に上手に語ってくれました。期待以上です。勉強もしているし、考えているし、実践もしてるところでのこのワークショップだったので、もう本当に文句はありませんでした。

 

というところで、今後の話となるわけですが、実は学ぶべきところが多いのは出向者の方であって、いわゆるミドルマネージャーの域を出ていないことが明確になりました。そう、このまま数か月過ごすことはとても危険なことで、同じ振る舞いをすればするほど、周囲の一緒に働くパートナーの皆さんはげんなりしていくわけであります。

 

とはいえ、それを一方的に指摘したところで、腹落ちはしませんし、考える機会が必要なようにも思います。自分で考えたことでなければ、本気で変わろうとする意欲は沸いてきませんし、その後の行動・発言も変わらないでしょう。振り返りの中で、その彼が言語化してくことのお手伝いをしていきたいと思います。