みなさん、こんにちは。
本日は2020年度の最終日です。昨年も同じタイトルで書きましたね。昨年度の最終日は、新たな仕事で成長したと振り返っていました。我ながら、おめでたいですね笑。
さて、今年度を振り返りますと、昨年度にも負けず劣らず、いろいろな事がありました。一つひとつ課題解決することでジリジリとではありますが、進歩はできたと思います。ただ、事業成長に向けては道半ばな結果ではありました。全部コロナのせいだとは言いませんが、ブレーキにはなりましたね。残念です。攻めたというよりは、守った一年でした。
ただ、守りの中にも見出すべきことはたくさんあります。ひとつはみなさんの課題対応の力が高まったように思えます。少し前までは、問題だ、問題だぁ、と騒いでいただけだったみなさんが課題にじっくりと向き合い取り組む事ができるようになりました。そんなにたくさんの種類の課題に対応できたかと言えば、そうではありませんが、いくつかの課題には着実に対応できるようになったと思います。
また、人を育てることに、心が及ぶようになってきたようにも感じます。限られた一部のメンバーではありますが、これはこれで結構嬉しいことであります。人に働きかけて変化を促していくことによって、上司も部下も成長して、その結果、組織としても強くなることの第一歩です。まだ扉を開けたくらいではありますが、素晴らしいことです。
さて、では自分の成長ということではどうかと言うと、人を観察することが増えたように思います。この1年は、個々人が相容れないことが多く苦労した一年でもありました。その理由が本当にわからない、そのために注意深く観察して、その人の気持ちに深く感情移入し、想像することで、わかってきた事がありました。想像したことが、必ずしも正解ではないと思いますが、私の中での納得には辿り着けました。
メンターからこんなアドバイスを頂きました。どんなに偉くなろうとも、従業員のみなさんの経験をすべて知ることは不可能なんだけど、発した言葉やちょっとした触れ合いを通じて、「想像」ができる。よい想像ができる経営者がよい経営者だと。
一連の出来事があり、私の中での納得にたどり着いた後に、この話を聞いたので、とても腑に落ち、心に染みたアドバイスでした。明日からの来年度にも、きっと同じように分からないことが山積みで、頭を悩ませ、心をすり減らしながら、分かり合えることもあれば、分かり合えないこともあるのでしょう。
本当に難しくてうまくいかないことだらけです。ただ、とてもやり甲斐があって、うまくいけば多くの人の成長に関われるような責任のある仕事だと改めて感じます。で、あるが故に、私としてももう一段も二段も成長したいと改めて感じた次第であります。明日からの新年度もみなさん頑張りましょう。
