manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

ビジネスパートナーとのフレンドシップ

みなさん、こんにちは。

 

幸か不幸か私が歩んできたキャリアはジェネラリスト型です。結果として、いわゆる専門性のようなところからは縁遠く、広く浅い感じに育ってしまいました。ですので、何かコトを成そうとした際には、人事の専門家や経理の専門家のお力をお借りする必要があります。また、外部のコンサルタントの方々にも多方面からご支援をお願いして、お仕事をさせていただいていました。後者はもちろん有償です笑。

 

振り返ってみると、よい仕事ができたこともあれば、いやぁ、中途半端だったなぁという時もあるのですが、おぉ、結構よいな、と思う仕事ができた際には、これらビジネスパートナーのみなさんとのフレンドシップが高まっていることが多いように思います。平たくいうと、仲良くなって、仕事が終わり、仕事の縁が切れてもしばらく関係が続くような感じです。外部の方は、まぁ、私の方がいわゆる「お客さま」なので、もてなしていただいて、気持ちよくさせていただいているところがあるのでしょう。部下も私が上司ですから、そうなんでしょうね。他部門の人も、経営企画には恩を売っておいた方が後々役に立つこともあるだろうという気持ちがあったのかもしれません。ですが、そういう打算めいた発言や関係構築は、不思議なもので、薄ぼんやりとわかるもので、そのような方々とは仕事が終わると縁が切れるわけであります。さて、ではどうすれば、そういうフレンドな関係になれるのかについて振り返ってみたいと思います。

 

まず、パートナー側の特性としましては、一緒に仕事をしていて、自分たちのビジネスのためという匂いが強すぎる場合はなかなかフレンドシップが深まりません。先方は自分の方のTAKEを求めており、あまりフレンドシップは求めていないわけです。まぁ、TAKEしようとしている訳ですから、TAKEしたいこと以外のことには興味がないので当たり前ですね。そして、妙にお値段が高いわりにアウトプットがイマイチ。こちらは損をしたなぁと思っているように、先方も恐らく不満を感じながら終わるのでしょう。残念極まりないですね。

 

次に、我々の目標と同じものを見てくれているかどうか、という点があります。頭を押さえつけて、無理矢理に行きたくない方向に進もうとしても、嫌々となるので、フレンドシップは遠く、それはハードシップな旅になるでしょう。私たちが向かいたい方向を私たち以上に考えてくれているなんて最高ですし、また、一緒になって悩んでくれる人も嬉しいですね。なんか、答えなんて、これでしょ。なんでこうしないの。なんて、偉そうに言っていただける方とはあまりフレンドシップは深まらないことが多いです。

 

最後に、言葉にするのは難しいのですが、いわゆる相性のようなものがあります。コミュニケーショのテンポだったり、言葉の選び方だったり、仕事の責任範囲の境界線だったり、おもてなしの心は尽くす感じのバランスがちょうど良い。もてなされ過ぎても警戒心が芽生えますし、尽くすというより、妙にツンツンされても困ります。ちょうどよい親しげな関係が作れる間柄なわけですが、実は私は微妙に親しげに振る舞いますので、このあたりのハードルは少し低めにセットしています。なにせ仕事ですからね笑。

 

他にも深く考えていけば色々とあるのかもしれませんが、見ている目標を同じにし、皆でゴールに向かう、そして、よい相性を感じられるかどうかというと、なかなか遭遇する機会が少ないのではないかと思うかもしれませんが。確かに、これぞ!という方とはそんなに頻繁に出会うことはできないでしょう。ですが、相性のよさの匂いを感じ取った際には、少しだけいつもよりも親しげに近づいてみることをお勧めしたいと思います。長ければ、数年間は互恵関係でいられること間違いなしです笑