みなさん、こんにちは。
今日は時差通勤してみました。電車はスカスカで、乗車しているみなさんの顔触れも違います。空席も多くゆったりと過ごしました。
さて、なぜこのことを取り上げているかと言うと、日頃、我々がルールだからと一生懸命に取り組んでいることが客観的に見てどうなのかを考えるきっかけになりましたので、このことについて触れたいと思います。
そういえば、この会社に移る前に、フリーアドレスのオフィスを実現しました。毎日、同じ時間に会社に来て、同じところに座っていましたので、当初は違和感を感じましたが、すぐに慣れ、むしろ敢えて毎日違う人の近くに座り会話をすることができてよかったことを覚えています。(今の席は固定なので、逆に息苦しさを感じますね笑)
加えて、満員電車での通勤を重ねることで何かの知識や技能が強化されることはまったくありません。電車も遅延しますし、混んで殺伐とした空気になりますし、改めて、客観的に見るとまったくよいことがありません。
そういえば、昔、シンガポールの同僚が日本に旅行に来て、通勤時の満員電車をバカにしてましたが、その時は「まぁ、シンガポールの方からしたら、そうだよね」くらいにしか思っていませんでした。
20数年間、満員電車に揺られて、通い続けた苦労はなんだったのでしょうか。悔しいことですが、これはまったく意味の無い行為であったと感じざるを得ませんね。
今度は、仕事方面に目を向けてみましょう。「満員電車での通勤」と同じようなことをしていませんでしょうか。
企画の仕事で多いのは、説明資料を作ることでした。MicrosoftのPowerPointでせっせと。もう何枚作ったか覚えてません。自分が食べたパンの枚数を覚えていないのと同じくらい覚えてません。これがまったく無駄だったとは言いませんが、これもあるレベルより上は上達しないでしょうし、役者が上になれば、作るよりも人に働きかける時間を増やした方がよいでしょう。
あとは多くの情報共有の会議も同じではないかと思います。某所では普段であれば集合型で講話をするところを無観客でオンライン配信したとのことです。よいですね。
意味のある時間の過ごし方ができているかどうかを、今後も折に触れ、振り返ってみたいと思います。
ちなみに経営の立場でいえば、頑張って満員電車で通勤するよりも、時差通勤でクラスターを避けて出社してもらう方が100倍有り難いです。ななになかなかルールがあるので難しいとなりますので、働きかけてみようと思います。
そういえば、入社時は技術部門に在籍していましたので、毎日10時を目指して会社に向かっていたことを思い出しました笑