manaou's note

後で読みたいと思うメモをノートに

週に30分でも

みなさん、こんにちは。

 

新年度を迎え5月に入ってから、幹部社員のTOP3なみなさんと週に1度、30分、特にテーマを決めずに各々と2人で話す機会を設けています。話題が特に無かったら、中止でもいいですから、と少し強引に場をセットし、最初の頃はこちらからの話量を多めに会話することを心がけていました。ようやっと少し定着してきた感じでしょうか。

 

そんなに緊張を強いるものでもないのですが、最初の方は身構えていたのでしょうか、先方からはそんなにガンガン話が出るような感じでもありませんでした。ですので、こちらの意見だったり気になることを共有したりすることを中心に時間を過ごしていました。特に反応は気にせず、あの時あったあのことにこんな風に思っていたんですよね。この出来事にはこういう意味があると思うんですよね。なんて、こんな感じです。まぁ、全く手応えは無いわけですが笑

 

週に30分ですので、最悪、無駄になっても、チームビルディング的な意味はあるだろうと割り切って、とにかく地味に続けていました。まだ、1ヶ月プラスαですので、結論を出すのは早いかもしれませんが、思っていたよりも、効能は大きいように思います。少し言語化しにくい感覚的なことではありますが、サッカーで言うと「パスを出せるような間柄」、野球で言うと「キャッチボールができる間柄」になったような感じがします。

 

サッカーで練習や試合前にパス交換する練習をする間柄と言うのはそれなりに仲が良くて、信頼できる間柄なのだと思います。野球のキャッチボールもそうでしょう。わざわざ嫌いな人を捕まえてパス交換やキャッチボールはしませんね。さて、翻って、会社の経営幹部チームに目を移すと、そう、最初からそんなに仲良しチームであるわけがありません。この4月に新たにこのメンバーでこういう体制になったのですから、それはそれで当たり前でしょう。そして、仲良くなるような仕掛けやルーティーンの営みがなければ、当然距離は縮まりませんね。

 

と言うことで、何か結果をピンポイントで狙っていたわけではありませんが、そこの一歩は踏み出せたわけでして、これは確かによかったです。私を含めてトップの4人が整合していなければ、その下のみなさんはもっと整合しないでしょう。そして、このレベルがパス交換をしていなければ、下に行けば行くほど、パス交換は起こらない。そんな密度では変革だったり、風土改革は到底無理でしょう。

 

もちろん、一丁目一番地の出来事なだけで、パス交換ができるから、試合に勝てると言うわけではありませんが、まずはそういう関係を構築しつつあることには一旦は良かったと振り返ってもよいと思いました。100%満足!というわけではありませんが、まずは基礎ができたというところでは大きな一歩を踏み出せたように思いました。